ご無沙汰しています。
いつぶりの投稿でしょうか?
はい、前回の投稿が3月なので実に5カ月ぶりの投稿です。
その間、カンボジアも私自身もいろいろありました。
今のカンボジア、治安どうなの?
さて、おそらくこのブログを見つけてくださる方は、カンボジアに興味があったり、カンボジア旅行を検討していたり、もしくはカンボジアにすでに住んでいる方だったりすると思います。
そんな皆さんの気になること、の1つ。
タイとの国境紛争の影響は?
はい、日本でも一部報道されている通り、先月7月24日にカンボジアとタイの国境付近で領地に関する軍事衝突が発生しました。(厳密に言うと、5月28日の銃撃戦でカンボジア兵士が1人死亡した出来事が始まりです。)
7月28日にはASEAN議長国のマレーシアの仲介のもと、政府間での停戦合意がなされ、8月7日には郡レベルでの停戦監視団の受入れを合意しました。
カンボジアに住む、いち外国人の肌感にはなりますが、私の住んでいるシェムリアップでは、国境紛争の影響を大きく受けていないように感じます。
というのも、国境からはかなり離れていることもあり、砲撃や偵察ドローンが飛んでいるなどの身に迫る危機はありません。
サマーホリデーに入った欧米圏からの観光客は、例年と変わらず来ていますが、日本人観光客は気持ち少し少ない気がします。これは円安の影響もあるかもしれませんが、、、。
ただ、カンボジア人の間ではタイへの反感は大きいようで、「Don’t Thai to me.※」というスラングがFacebook等のSNSで見かけるようになり、タイ製品の不買運動が顕著です。タイ系企業、ガソリンスタンドのPTTやセブンイレブンなどはこの不買運動の影響を大きく受けているようです。
※「Don’t lie to me.(嘘をつくな)」の「lie(ライ)」と「Thai(タイ)」を掛けていて、元々はASEANのフィリピンやシンガポールなどの英語圏で使われている英語スラングだそうです。
ただ、シェムリアップは外国人観光客が常にいる町ですので、露骨な反タイ運動はありませんが、外国人ンが安易にこの件を話題にするのは避けた方がよさそうです。