【出入国#1】カンボジア入国カードの記入方法

出入国/ビザ

カンボジアの入国の際は、入国カードと税関申告カードの2枚を提示する必要があります。

ここではカンボジアの入国カードについて、記入方法を詳しく解説します。

入国カード(Immigration card)は、空路の場合は飛行機の機内で配布されます。陸路の場合は、国境のイミグレーションオフィスでもらいます。

記入するタイミングは機内もしくは、カンボジア到着後、入国審査を受ける前になります。記入の際にペンが必要になりますので、事前に用意しておきましょう。

カンボジア入国カード見本

カンボジアの入国カードはパスポートサイズ用紙1枚です。

この入国カードは入国審査の際に滞在期間の日付スタンプを押され、パスポートにホッチキス止めされて返却されます。カンボジア出国時に必要となりますので大切に保管しておきましょう。

記入項目は以下のとおり。そんなに難しい記入項目はありませんが、人によっては記入内容に迷う方もいるのではないかと思いますので詳しく解説しますね。

カンボジア入国カード 記入項目

<入国カードの記入方法>

基本的に英語で記入します。

①姓 
パスポートに記載されているとおりの姓を記入。
※旧姓、別名併記がある場合、旧姓・別名の記入は不要です。
②名 
パスポートに記載されているとおりの名を記入。
※別名併記がある場合、旧姓・別名の記入は不要です。
③性別 
該当する性別に ✔ を記入。
④生年月日 
日・月・年の順に記入。例:2023年1月1日の場合 ⇒ 01/JAN/23
⑤国籍 
JAPANと記入。
⑥パスポート番号 
パスポート番号を記入。
⑦フライト/車/船/電車の便名 
空路で入国する場合はフライト便名(例:VN321)/陸路で入国する場合はバス会社名を記入。
⑧出発地 
日本から第三国へ入国せずにカンボジア入国する場合は、日本の出発地(例:TOKYO)を記入。
第三国から入国する場合はその国または都市名(例:HANOI)を記入。
⑨最終目的地 
訪問予定のカンボジア都市(例:SIEM REAP)を記入。
⑩渡航目的 
カンボジア入国の目的について記入。
観光:Singhtseeing 仕事:Business 在住者:Residence 留学:Study 
インターン:Internship など。
⑪滞在期間 
滞在期間(例:5days)を記入。
⑫入国ビザの種類 
取得したカンボジアビザの種類を記入。
※取得したご自身のカンボジアビザを確認しましょう。観光ビザ:T ビジネスビザ:B など。
⑬ビザ番号 
取得したカンボジアビザの番号を記入。
⑭電話番号/メールアドレス 
カンボジア国内で連絡のつく電話番号かメールアドレスを記入。
海外での携帯電話料金を抑えたい方はメールアドレスを記入するのが無難だと思います。※カンボジアの入管から連絡が来ることはほぼありません。
⑮カンボジアでの住所 
ホテルを事前予約している方はホテル名と所在地(例:Angkor Hotel, Siem Reap City)を記入。
ホテルを現地で探す場合は、都市名(例:Siem Reap City)の記入のみで問題ありません。
⑯日付 
カンボジア入国日の日付を記入。
⑰署名 
パスポートに記載のとおりの署名の記入。

⑫・⑬については、ご自身のカンボジアビザを確認する必要があります
カンボジアビザのどこに⑫・⑬が記載されているか、ご参考までにカンボジアビザのを載せておきます。

ちなみにこのカンボジアビザはカンボジア長期滞在者用のEBビザです。観光ビザ/Tビザですが、私は古いものしか持っていませんので見本として載せれませんでした。

カンボジアEBビザ 見本

カンボジアの入国審査時に、入国カードの内容を詳しく確認されることはほとんどありませんので、そこまで神経質になる必要はないかなと思います。

ただし、⑩渡航目的にBusinessと記入してあるにもかかわらず、所持しているカンボジアビザが観光ビザ/Tビザだったりと、渡航目的とビザが相違がある場合などは、入国審査時に確認されたりしますので、必ず渡航目的にあったカンボジアビザを取得することをお勧めします。

入国カードは各国で記入内容が異なるので、事前に記入内容が把握できていると気持ち的にも安心かなと思います。カンボジアに初めて来られる方の参考になれば嬉しいです。