【カンボジアの生き物#1】絶滅危惧種の鳥に遭遇⁉

暮らしのあれこれ

先日、シェムリアップで一番の大通りでまさかの鳥に出会いました!

その鳥が、これ👇

シェムリアップで見かけたオオサイチョウ

動物園にいそうなレベルの非日常な鳥でびっくりして、思わず写真を撮りました。

この鳥の正体は、オオサイチョウ

実は、以前からプノンペンの町中ではよく電線の上やコンドミニアムのバルコニーに止まっているのに遭遇するという話はプノンペン在住の友人から聞いていましたが、シェムリアップでまさか出逢えるとは!です。

ちなみにオオサイチョウのカンボジア名は「ケンコン(Koh Kong)」

現在は埋め立てられ存在していませんが、かつてプノンペンの中心部の北にあったBoeng Koh Kong(バンケンコン)という沼に多く生息していたことからケンコンとうい名称になったと言われています。

<オオサイチョウってどんな鳥?>

日本名:オオサイチョウ

英語名:Great hornbill

カンボジア名:ケンコン(Koh Kong)

ワシントン条約で準絶滅危惧種に指定されていて、主にカンボジアを含む東南アジアやインドなどの西アジアに生息。

全長は90~125センチで、羽を広げた全長は150センチ超える個体もいる。

大きな嘴の上部にカブト状の突起「カスク」を持つ。このカスクがサイの角に似ていることから「サイチョウ」と呼ばれる。

♂雄は目の虹彩が青色、♀雌は赤色。

寿命は野生で30~40年、飼育下で20~30年

大内山動物園/Wikipediaを参照)

ちなみに、知り合いのカンボジア人曰く、私が見かけたケンコンは野生ではなく、お金持ちのカンボジア人が飼っている個体だそうです。※真偽は不明です。
準絶滅危惧種に指定されている鳥を個人のペットとして飼って大丈夫なの?と思いますが、ここはカンボジアなのでそこは気にしないでおきましょう☺

カンボジア名:ケンコン

それにしても、白黒のモノトーンな体に黄色の嘴とカスクがポイントになっていて、おしゃれな鳥だなー。南国の鳥は派手なカラーでもおしゃれなのが可愛いですね。

こういった南国ならではの生き物に出会えるのも旅の楽しみですよね。カンボジアに来た際は、空を見上げてみてください。意外な生き物に出逢えるかもしれません。