【旅の情報】エポスカードの海外旅行傷害保険が「利用付帯」に #05

旅の情報

海外旅行をする際、1枚は持っておきたいクレジットカード。

海外旅行中のけがや病気に対応できる海外旅行保険付帯のクレジットカードをもって、海外旅行へ行く方も多いと思います。


なかでもエポスカードは、年会費無料で審査難易度が比較的低いため、学生が作るファーストクレジットカードとしても持ち易く、なんといっても海外旅行傷害保険が充実しており、自動付帯で付いてくるという点で、海外旅行をする方にとっては魅力的なクレジットカードです。

すでにお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私も学生時代にエポスカードを作って以来、現在も愛用しているカードのひとつです。

ただ、この海外旅行の強い味方のエポスカードに付帯する海外旅行傷害保険が10月1日㈰から一部改訂されます。

要点: エポスカードとエポスゴールドカードは、10月1日以降は「利用付帯」になり、補償内容が充実します。

2023年10月1日㈰以降にエポスカードを持って海外旅行に行く方は、要注意です!!

なお、エポスカードの発行方法などは エポスカード の公式ホームページからご自身でご確認ください。

エポスカードの海外旅行傷害保険

EPOSカードは、3ランクあります。

エポスカード < エポスゴールドカード < エポスプラチナカード

この3つのランクそれぞれに異なる補償内容の海外旅行傷害保険が自動付帯していますが、
これが2023年10月1日㈰以降、改訂されます。

ちなみに、今回の改定の対象となるカードはエポスカードとエポスゴールドカードの2つのみで、エポスプラチナカードは改訂対象外です。

以下は、現在の各カードの補償内容です。

エポスカード

エポスカードは年会費無料で、通常カードもしくはデザインカード(デザインカードは利用額の一部が寄付されます)から選べます。

2023年9月30日㈯までに日本を出国する方は、以下の補償内容が自動付帯されます。

エポスカード公式ホームページ 引用

エポスゴールドカード

ゴールドカードは年会費5,000円で、1年間の利用額が50万円を超えた場合は翌年以降年会費無料になります。ゴールドカードではありますが、意外と年会費、利用条件が低めです。

2023年9月30日㈯までに日本を出国する方は、以下の補償内容が自動付帯されます。

エポスカード公式ホームページ 引用

エポスプラチナカード

エポスプラチナカードは、今回の改訂の対象になっていません。
年会費30,000円しますが、他の2枚に比べて自動付帯で補償内容も充実、家族も対象になるので海外旅行へよく行く人にはおすすめの1枚です。海外の空港ラウンジも利用できます。

エポスカード公式ホームページ 引用

2023年10月1日㈰からの改訂内容

改定内容

【改定日】
2023年10月1日(日)~
※上記以降に日本国内の住居を出発する海外旅行を予定している場合は注意が必要です。

【改定対象カード】
Visa付きのエポスカード、エポスゴールドカード ※エポスプラチナカードは除く

(改定前)
2023年9月30日(土)以前に日本国内の住居を出発
カード利用の有無にかかわらず海外旅行傷害保険が適用(自動付帯)

(改定後)
2023年10月1日(日)以降に日本国内の住居を出発
旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金※)を対象カードで支払うことで海外旅行傷害保険が適用(利用付帯)

〈カード支払い条件〉
下記のいずれかのカード支払いを満たした場合、満たした時点以降の旅行期間が補償対象。
1)旅行期間 海外旅行を目的に日本国内の住居を出発したときから住居に帰宅するまでの間
2)対象のカード支払い
  ①日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー(募集型企画旅行)の旅行代金を対象カード
   で支払った場合
  ②日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合 
  ③日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車代金を対象カードで支払った場合(*)
  ④日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合(*)
   (*)保険対象事由が発生する前にカード決済している事

【④日本出国後に…】については、クレジットカード決済ができる公共交通機関が旅先の国であるかどうかにもよりますので、かなりハードルが高いと思われますので①~③が無難ではないかと思います。

〈旅行代金の支払い例〉

保険適用になる旅行代金の代表的な例 エポスカード公式ホームページ引用

上記の表で注意したいのは、「保険適用対象外」になる支払い例です。
個人で手配した宿泊代金の支払いについて、エポスカードで支払っていても保険適用になりませんので個人旅行の方は注意が必要です。

補償内容

補償内容はエポスカード、エポスゴールドカードともに、〈傷害死亡・後遺症障害〉〈賠償責任(免責なし)〉が増額され、エポスゴールドカードは〈携行品損害(免責3,000円)〉も増額されます。

自動付帯ではなくなりますが、補償内容は厚くなります。

補償内容 エポスカード公式ホームページ引用

まとめ

・改定は2023年10月1日㈰以降
・改定対象は、エポスカードとエポスゴールドカード
・①自動付帯から利用付帯 ②補償額が増額 の2点が改定 
・出国前に旅行関連代金をエポスカードで決済する必要あり

海外でもしもの時、海外旅行保険を購入していない、カード付帯の保険が条件を満たしていない場合、高額な費用がかかります。

これからエポスカードに限らず、クレジットカード付帯の海外旅行保険で海外旅行へ行かれる予定の方は、ぜひ出発前にご自身のお持ちクレジットカードと海外旅行保険の内容、条件をご確認ください。